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【ミライへの路に挑む企業】プライベートも大切に、人に誇れる仕事を|アスミオ.株式会社

By 佐々木 恵美

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公開日 2023.12.05

多様な生き方や働き方が広がりつつある現代。企業にはこれからますます、さまざまな人が働きやすい環境を整えることが求められます。社員の働きやすさを叶える企業の取り組みとは? この連載では、実際に働き方改革に積極的に取り組む企業で働く人や経営者にインタビュー。今回は、福岡市西区に本社を置き、地図に載る有名な現場を数多く手がけてきた総合建設業のアスミオ.株式会社を取材しました。

※ここで紹介する企業は私募債発行に際してSDGsに資する取り組み、中でも働き方改革を積極的に行うことを要件に取り込んだ、西日本シティ銀行が提供する、次世代ワークスタイル応援私募債「ミライへの路」を発行している企業です。※私募債についてはこちら

社員インタビュー

アスミオ.株式会社土木部 (2021年入社) 髙橋 惟織(いおり)さん

Q:この会社を選んだ理由、入社の決め手を教えてください。

A:私は長崎出身で、自宅の近くでやっていた道路工事を見て土木の分野に興味を持ち、工業高校の土木科に進学しました。小学3年生まで福岡に住んでいて、なじみもあったので、卒業後は、九州で大きな仕事に関わるために福岡県の会社で働きたいと考えていました。

高校に届いた求人票の中で、目に留まったのがアスミオ.でした。現場見学に行くと、社員の方々が気さくで話しやすく、現場の作業員さんとも和気あいあいとしていて、この会社で働きたいと思いました。福岡市近郊の仕事が多く、転勤がないことが決め手になりました。

Q:これまでどんな業務に関わってきましたか。

入社後1週間は研修セミナーを受講し、その後3か月の実地研修がありました。最初のうちは先輩について現場で仕事を学び、測量や現場写真を撮って書類をまとめることからスタートしました。入社からこれまで2年半の間で、室見川、箱崎の九大跡地、八木山バイパス、早良特別支援学校など6つの現場に関わってきました。

Q:入社してみて、会社や仕事にどんな印象を持っていますか。

楽しく仕事ができているので、この会社に入って本当に良かったと思っています。同じ部署の人はもちろん、他部署の人でも声をかけてくれて、いろいろと話したり、一緒にご飯を食べに行ったりすることがありますし、社外の作業員さんにも優しく教えてもらって、人に恵まれているなと実感しています。

仕事面では、どの現場も新鮮で、任せてもらえる業務の範囲が少しずつ大きくなり、やりがいを感じています。

Q:会社の福利厚生はいかがでしょうか。

基本的に週休2日制で、どうしても土曜に出なければならないときは手当が出ます。上司や先輩にもしっかり休もうと言ってもらえるので、ありがたいです。休みの日は友人たちとフットサルをしてリフレッシュしています。

会社の敷地内に社員寮があるのも弊社の魅力です。初めてのひとり暮らしでしたが、寮で自炊して先輩とご飯を食べながら語り合ったり、一緒に外食したりして、交友関係も広がりました。

また、私自身はコロナ禍で入社したため未経験ですが、新年会や社員旅行といった会社のイベントもあり、とても楽しいと聞いています。コロナが落ち着いて再開されるのを楽しみにしています。

Q:仕事を通して学んだことや大切にしていることを教えてください。

当たり前のことですが、お金をいただいてやる仕事には、大きな責任が伴います。特に建設の仕事は多くの人が関わっていて、安全に進めることが重要です。現場の雰囲気は明るくあたたかいのですが、仕事では気を抜かず確認を怠らず、一つひとつ丁寧に取り組むようにしています。

Q: 今後の目標を聞かせてください。

現場で経験を積みながら、土木施工管理技士の資格を取り、うまく現場をまとめて効率よく仕事を進められる現場監督を目指しています。社内には尊敬できる人がたくさんいて、中でも憧れの先輩が2人います。1人は、毎日ブレずにコツコツと仕事をしつつ、仕事とプライベートでしっかりメリハリをつけていて、人柄も素晴らしい部長です。もう1人の先輩は、まだ31歳なのに知識がとにかく豊富で、いつも1つ上のことを考えられていて勉強になります。このような環境で働くことができて、自分ももっと頑張ろうと思えるんです。

今は少子高齢化で、建設業界は特に若手が少なくなっています。仕事がきつい、上下関係が厳しい、給料が安いといったイメージを持たれがちですが、実際に働いてみるとそんなことはありません。若手の人にもどんどん入ってきてもらって、人々の暮らしや未来を支える建設業界を盛り上げていきたいです。

トップインタビュー

アスミオ.株式会社 代表取締役社長 吉岡 澄男さん
福岡市西区で1973年に創業し、1981年に株式会社澄男工業として法人化。創業40周年を迎えるにあたり、2013年社名をアスミオ.株式会社に変更した。 

博多湾の埋め立てから建築まで幅広い事業を展開

当社は1973年に福岡市西区で創業し、おかげさまで創業50周年を迎えました。もともとは私ひとりでダンプ1台からスタートしましたが、今では200人ほどの従業員を擁する総合建設業の会社へと成長しました。

創業時を振り返りますと、福岡市は博多湾の埋め立て工事を盛んに行っていました。今のももちや愛宕、姪浜あたりのエリアです。まずはその土砂運搬を担い、山を買って埋め立て用にきれいな土砂を運ぶために重機80台・ダンプを90台ほどに増やしました。それから土木、建築、工事開発、環境まで広域に事業を展開して、プランニングから設計施工、アフターフォローまで一貫した体制でさまざまなニーズに対応してきました。

事業エリアは主に福岡市近郊で、実にいろいろな工事を手がけてきました。例えば、橋や道路、川、ダム、空港、鉄道、駅、学校、公園、体育館など公共の分野から、店舗や工場、神社・寺、クリニック、マンションなどもあります。福岡の方なら、きっとご存じのものがたくさんあると思います。

▲博多駅筑紫口 駅前広場シェルター施工実績

アットホームで働きやすい環境、未経験も歓迎

当社はアットホームで、和気あいあいとした雰囲気があります。新年会や花見、ビアガーデンなどで親睦を深めてきました。毎年の社員旅行もみんなが楽しみにしてくれていて、観光やゴルフ、釣りなど5つのグループに分かれて行います。近年はコロナの影響で自粛していて、そろそろ再開できればと考えているところです。インタビューに答えてくれた髙橋くんや女性の現場監督などの若手も活躍していて、社内には活気もあります。

従業員には心身の健康に気をつけて、プライベートも楽しんでほしいと思っています。そこで5年ほど前から週休2日制を導入しました。工事はどうしても工期があるため、休みづらいこともあるのですが、うまく段取りをしたり他の人とカバーし合ったりして、きちんと休めるような環境づくりに努めています。また、有給休暇もしっかり取るようにして、最近は男性の育休取得にも力を入れています。

当社では新卒と中途の採用を行っています。学校で建設について学んだ方や経験者はもちろん、まったく未経験の方も歓迎します。知識やスキルは働きながら身につけることができますから。それよりも真面目で、やる気や責任感、向上心のある人と働きたいですね。人間性のいい従業員ばかりで、転勤がないので福岡に根差して暮らせることも当社で働く魅力の一つです。

仕事の幅を広げるために資格取得を目指す従業員には、会社として講習会への参加などをサポートし、資格手当もあります。業務の効率化を図るために、最近はICTやドローンなども取り入れています。

人に喜ばれて家族に誇れる「地図に載る仕事」

当社が理念に掲げているのは「私たちは、お客様のために、仕事を安全に遂行し、一人ひとりが技術をみがき、誠意をもって挑戦し続けます」。普段から「人に喜ばれる仕事、家族に誇れる仕事をしよう」と伝えています。私たちの仕事は地図に載ることが多く、プライドを持って仕事に取り組んでいます。能力があれば若手にもどんどん仕事を任せて、のびのびとチャレンジしてほしいと思っています。

今年、創業50周年を迎えて、地下鉄橋本駅の前に新社屋を建設するプロジェクトが進んでいます。これからも社会に貢献できて、皆さんに喜ばれるような仕事を積み重ねていきます。お世話になってきたお客様や地域の方々の恩に報いるように、引き続きCSR活動やSDGsを含めた地球環境に配慮した取り組みも行っていきます。

アスミオ.株式会社
創 立:
1973年
代表者:代表取締役社長 吉岡 澄男
所在地:本社 〒819-0038 福岡市西区大字羽根戸159-4
TEL:092-811-3265(代)
FAX:092-811-6956
営業所:糸島営業所、福津営業所
URL:http://www.asumio.jp/

Writer

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