Lステップは、LINE公式アカウントでの成約率を高めるツールとして人気です。
Lステップには複数のプランがあるため、どのプランを導入すべきか迷っている人も多いでしょう。
そこで本記事ではLステップの導入を検討している人に向けて、各プランの料金・機能・選び方などを解説します。
Lステップを活用してLINE公式アカウントを効率よく運用したい方はぜひ参考にしてみてください。
LINEマーケティングツール『Lステップ』とは
LステップはLINE公式アカウントの機能を拡張・自動化したマーケティングツールです。メッセージの配信・顧客の情報管理・分析などがワンストップで行えます。
日本マーケティングリサーチの調査では、導入者数累計・ユーザーアカウント数などの合計6部門で業界No.1に選ばれました。
EC・美容サロン・飲食店・不動産・クリニックなどのさまざまな業種で導入され、成果を挙げています。
Lステップの料金プランを紹介
Lステップには以下の3つの料金プランがあります。利用したい機能や友だち数などに合ったプランを選択しましょう。
| 初月料金 (初期費用) | 月額料金 | 月あたりの配信数 |
スタートプラン | 0円 | 2,980円(税込) | 1,000通まで |
スタンダードプラン | 0円 | 21,780円(税込) | 15,000通まで |
プロプラン | 0円 | 32,780円(税込) | 45,000通まで |
Lステップの導入時、初期費用は一切かかりません。また、いずれのプランも初月料金無料です。
実際にLステップを導入することでどの程度の効果を得られるのか、初月無料なので安心して気軽に試すことができます。
また各プランには以下のサポートが無料で付いています。
スポットコンサル(1回60分間)
Lステップ活用セミナー
マーケティング定期勉強会
無制限チャットサポート
リッチ画像(スタンダードプラン、プロプランのみ)
スポットコンサルでは、認定サポーターに1回無料で個別相談ができます。基本操作・売上改善施策などの幅広い相談に対応可能です。
他にも各機能のマニュアルや初心者向けの動画講座なども充実しているため、安心してLステップを導入できます。
それぞれのプランの特徴・機能を解説します。
スタートプラン
スタートプランでは、以下のLステップ基本機能が利用できます。
チャット
シナリオ配信
一斉配信
セグメント配信
個別トーク
キーワード応答
テンプレート
回答フォーム
リマインダ配信
タグ管理
友だち情報欄管理
カスタム検索管理
予約管理
アクション管理
データ移行
通知機能
オペレーター機能
スタートプランはLステップの運用に必要な配信系の機能をしっかりと備えています。
しかし、スタートプランでは1か月あたり1,000通しか配信できません。
そのため、友だち数の少ない人やデータ分析が必要のない人に向いています。また、Lステップを試してみたい人にもおすすめです。
スタンダードプラン
スタンダードプランを契約すると、Lステップの基本機能に加えて以下の機能が利用可能です。
リッチメニュー
コンバージョン
URLクリック測定
サイトスクリプト
スタンダードプランには、リッチメニューやデータ分析の基本機能が付いています。
リッチメニュー機能では、友だちごとにリッチメニューの表示内容の変更が可能です。またメニューボタンを最大20個まで自由に設置できます。
そのため、友だち数が増えてきた人や、リッチメニューをカスタマイズしたい人にはスタンダードプランがおすすめです。
プロプラン
プロプランを契約すると、Lステップの基本機能に加えて以下の機能が利用可能です。
リッチメニュー
コンバージョン
URLクリック測定
サイトスクリプト
クロス分析
スタッフ権限設定
アクション管理
流入経路分析
プロプランでは、スタッフを無制限に追加して自由に権限を調整できます。さらに友だちの追加場所と年代・性別などの属性をかけ合わせた分析も可能です。
そのため、LINE公式アカウントを複数人で運用したい人や細やかな分析をしたい人にはプロプランがおすすめです。
Lステップの料金プランの選び方
Lステップの料金プランを選ぶときに着目すべき点は配信数以外にもあります。
ポイントは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
提供したいコンテンツが複数ある場合はスタンダードプラン
提供したいコンテンツの数に応じたプランを契約しましょう。
複数のコンテンツを提供したい場合には、リッチメニュー機能があるスタンダードプランの利用がおすすめです。
リッチメニューとはトーク画面下部に固定表示できるメニューボタンです。
リッチメニューの機能を使えば、複数のコンテンツを整理してカタログのように表示できます。
そのため、分かりやすく継続的に商品・サービスの訴求が可能です。
流入経路の分析をしたい場合はプロプラン
顧客の流入経路を分析したい場合は、プロプランを契約しましょう。
プロプランの流入経路分析機能を利用すれば、ユーザーがどの媒体から友だち登録したのか分析できます。
Twitter・YouTubeなどのSNSアカウントやGoogle広告といった複数の媒体を運用している人に特におすすめの機能です。
効果の高い媒体・低い媒体を分析して、その後のマーケティング施策に生かしましょう。
アカウント管理者が多い場合はプロプラン
LINE公式アカウントを管理するスタッフが多い場合もプロプランを契約しましょう。
スタッフごとにアクセス可能な範囲を設定できるため、操作ミスによる誤配信や情報の漏えいを防げます。
なお、設定可能なスタッフ権限は以下の通りです。
管理者 | |
副管理者 | |
運用者 | 以下の3つを除いた操作ができる スタッフの設定 データの移行 LINE公式アカウントの設定
|
一般 | |
Lステップの料金プランを変更する際の注意点
Lステップの料金プランを変更したい場合は、以下の3つに注意しましょう。
一度料金が発生すると最低3か月分の支払いが必須
プランのダウングレードができない場合がある
Lステップの解約は申請フォームで入力するだけ
それぞれ詳しく解説します。
一度料金が発生すると最低3か月分の支払いが必須
最初の課金から3か月が経過するまで、プランの解約はできません。解約できるようになるのは3回目の課金終了後になります。
初月無料で利用している場合に解約できるのは、利用開始から4か月後です。
なお、初月の無料利用期間中に解約すれば料金は発生しません。
プランのダウングレードができない場合がある
プランのダウングレードができない場合があります。たとえばプロプランからスタンダードプラン・スタートプランへはダウングレードできません。
リッチメニューや流入経路分析などの機能が使えなくなるためです。
なお、大量送信プランとプロプランは配信数以外の機能面に差がないため、プランのダウングレードができます。
試しに利用する場合はスタートプランから契約し、必要に応じてアップグレードするとよいでしょう。
Lステップの解約は申請フォームで入力するだけ
Lステップを解約したい場合は専用のフォームに必要事項を記入して送信するだけです。
公式ホームページにも記載の通り、サービスの停止までには2~3営業日かかります。そのため少なくとも次回課金日の3営業日前までに申請しましょう。
サービスを解約ご希望の場合は、Lステップ管理画面内の解約申請フォームよりメールをお送りください。お送りいただきましてから2~3日営業日内にサービスを停止いたします。なお、解約時点で次回の課金日までの日数があった場合でも日割り計算によるご返金は行っておりません。※引用:Lステップ公式「特定商取引法に関する表示」
なお、一度解約したLINE公式アカウントでの再契約はできません。
※画像引用:Lステップ公式「解約に関する注意事項」
Lステップの料金まとめ
Lステップには配信数や使える機能が異なる3つの料金プランがあります。
月ごとの配信数だけでなく、必要な機能も見極めて契約するプランを決定することが重要です。
シンプルに運用したい・友だち数が少ないなどの場合はスタートプランの契約がおすすめです。
利用開始後、配信数が増えたりデータの分析が必要になったりした場合には、プランのアップグレードができます。
まずは無料の期間を利用してお試しで導入してみるとよいでしょう。