創業相談窓口「ビジネスサポートセンター」にお邪魔したら、熱い行員がいた話

こんにちは。異業種から中途入行したクボです。
先日、ゆるく金融用語について学ぼうと「おしえて!ヒロセくん」というシリーズを書いたのですが、とある部署より同じようなテイストで紹介してほしい場所がある。とのことで執筆の依頼をいただきました。(いいのでしょうか私なんかで…)。
その場所というのが、西日本シティ銀行が創業相談等を受け付ける専門拠点『ビジネスサポートセンター』。
『ビジネスサポートセンター』は天神と北九州に2つあり、今回は天神にある『ビジネスサポートセンター福岡』にお邪魔してきました。
出迎えてくれたのは、"新規創業期のお客さまに特化した仕事がしたい"と熱望して、この春から異動してきた千代田さんと木林くんです。

▲千代田真紀:2015年入行。福岡県久留米市出身。前任は雑餉隈支店にて営業を担当。

▲木林大典:2018年入行。福岡県福津市出身。前任は大牟田支店にて営業を担当。
お二人からはやる気に満ち溢れたエネルギッシュな雰囲気が伝わってきますが、なぜ『ビジネスサポートセンター』勤務を希望したんですか? 創業期のサポートであれば各支店でもできるのでは?
そうですね。もちろん各支店でも創業のご相談は受け付けているので、できないことはないのですが、私の前任地が大牟田支店だったということもあるかもですが、新規創業のお客さまが少なかったというのがあります。その点で言うと『ビジネスサポートセンター』は創業に特化した専門拠点ですので、自分にとって一番やりがいのある業務に携われるのではと思っていました。
私も前任地が雑餉隈支店だったのですが、既存のお客さまとお話しすると、創業時に対応していた当時の当行担当者のことをすごく覚えていらっしゃるんですよね。そしてすごく感謝の言葉をいただきます。私もそういったスタート段階から力になりたいなと思うようになりました。
すごく真面目な回答ありがとうございます(笑)。先ほど"創業に特化した"とありましたが、具体的に『ビジネスサポートセンター』では何ができるの?
『ビジネスサポートセンター』は主に創業支援を行っている部門拠点で、「創業応援サロン」を併設しています。この「創業応援サロン」では、創業支援の専門スタッフである創業カウンセラーが創業期のお客さまのサポートを行っています。
そのサポートというのは?
創業期にお困りのことであれば、"何でも"という感じなのですが、一番多いのは開業資金調達の相談ですね。

それは開業資金の融資をしてほしいということ?
そうですね。例えばカフェをオープンするにあたっての店舗内装費など、初期にかかるお金の相談という感じです。
なるほど。でもそんな簡単にお金貸してくれないでしょ?
そうですね。融資の審査にはしっかりとした事業計画が必要になります。でもそれはその方にとっても、事業がいかに成長していけるかという上で重要なことなんです。
その"事業計画"というのが面倒くさそうなんだよね(笑)。
難しそうな感じしますよね。でもこれって本当に重要なことなんです。
というと?
事業計画書等をもとに銀行は審査しますが、それは貸す側(銀行)だけのことを考えて判断しているわけではないんです。
その方の事業がいかに成長していけるか、計画性に無理がないかを見ています。
計画性に無理があったらお金貸さないんでしょ?
無理な計画性であれば、その方の事業もうまくいかなくなるので、その状態では融資実行はできないのですが、もちろんそこで見放すことはないです。むしろ事業計画を練るところから一緒になってつくっていきます。
一緒に作ってくれるって心強いかもね。
せっかく相談に来ていただいているので、最後まで私たちも一緒になって考えていきます。
なんでそこまでしてくれるの?
夢を実現しようとしている人を応援したいからですかね。
定型文の回答ありがとう(笑)。本音は?
しっかりとした本音なんですけど(汗)。あとはその方の事業が成長していったら、私たち銀行としても新たな追加融資などの取引につながる可能性があるというのもありますね。
本音はそこね。
会社員としてやはりそこは考えますが、あと単純にアクティブな街って住んでいて心地よいと思うんです。
アクティブな街。まあネガティブな雰囲気が漂うよりはいいかも。

特に福岡市の場合、行政の支援も充実していることからスタートアップの人たちが多いですよね。スタートアップの人たちは事業を成長させて社会を良くしていこうとアクティブに動いている人たちが多いので、その雰囲気が街に浸透していって、こっちも元気になります。なので"福岡市は何か面白い"と注目されるようになっているんじゃないでしょうか。
東京をはじめ同じようなスタートアップ層は他の地域にもいると思うけど、たしかに福岡市のコンパクトな街並みとコミュニティが、自然と発信にも繋がっている気がする。
私たちも住んでいて心地よいですし、スタートアップ層の新しい事業サービスで、生活が便利になったらすごくいいなと思っています。
そういった方々を応援するのが私たち(西日本シティ銀行)地銀の役割だと思っています。多くの創業層は多額の資金があるという方も少なく、また販促網に困っている方が多いです。
地銀ならではの"資金面"と"地場のネットワーク"で全力サポートしていきたいと考えています。
熱量すごいですね(笑)。
あともう一つだけ、私たちも人間なので、よりコミュニケーションを取り合った方が、得られる情報密度が違ってくると思いますので、熱量も変わってくると思います。なので気張らず小さなことでも、なんでもご相談いただければと思います。
"銀行"なんできっちり書類をミスなく揃えないといけない。と考える方も多いですが、アイデアベースの段階でもぜひお話しを聞かせてください。
何か事業展開のヒントを対話の中から見出せるかもしれません。
コロナ禍において、企業内の“雑談”が減ったというニュースも聞かれます。“雑談”の中からアイデアが生まれるというケースも少なくないそうなので、ぜひぜひ“雑談”しましょう(もちろん感染症対策を講じた上で)。
一見淡々と仕事をこなしそうな雰囲気のお二人でしたが、出てくる言葉の奥底には、創業サポートを自分事として捉え、熱量を持って取り組んでいることがわかりました。
最後の木林さんの言葉にもあるように、「銀行だからきっちりしないと相談にいけない」ということではなく、まずは軽いアイデアブレスト程度にでも相談にお越しいただければと思います。
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Writer
西日本シティ銀行
renew編集部は西日本シティ銀行・デジタル戦略部内の編集チームです。福岡・九州のビジネスに寄与できるようさまざまな情報を発信していきます。
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