新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、多くの会社でテレワークや在宅勤務が導入されるようになりました。自宅で仕事をするためには、効率的に業務を進められるような環境を整える必要があるといえます。そこで今回は、在宅勤務におすすめの便利グッズを紹介します。快適なテレワーク環境の構築のために役立ててみてください!
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パソコン作業が快適になる人気グッズは?
テレワークでは、パソコンでの作業がメインになると考えられます。そこで、まずはパソコン作業を効率化できるおすすめグッズを紹介します。
ノートPCを使うなら「ノートPCスタンド」があると便利!
デスクトップパソコンではモニターの高さを変えられることもありますが、ノートパソコンは角度の調整が相対的に難しいでしょう。ノートパソコンは、そのままの高さで使用すると目線を下方に下げたまま作業をしなければならず、疲れが生じやすくなる人もいるのではないでしょうか。ノートパソコンスタンドを使えば、ディスプレイ部分の高さを調節できるようになります。また、キーボード部分に傾斜をつけることができるようにもなるため、手首への負担も軽減するでしょう。
(例)BoYata ノートパソコンスタンド
BoYataのノートパソコンスタンドは無段階調整で高さ調節が可能となっており、自分にとって最も使いやすい角度に設定することができるので、姿勢を改善する効果が期待できます。長時間のデスクワークでも肩や首への負担が軽減され、疲れを予防できるのではないでしょうか。
「膝上テーブル」があれば、部屋の中以外でも仕事ができる
ノートパソコンを膝の上にのせて作業する場合、安定化のために膝上テーブルがあると便利です。膝上テーブルがあれば、ソファやベッドに座ったままでもパソコン作業が可能になるのです。
「家の中は家族がいて落ち着かないので、車の中で作業したい」というときにも、ノートパソコンと膝上テーブルを持って移動すれば作業しやすいでしょう。
(例)サンワダイレクト ひざ上テーブル(ノートPC・タブレット用 15.6型対応)
裏面に付いているクッションがノートパソコンの重みなどを吸収し、安定して作業ができます。お部屋になじみやすいシックで落ち着いた木目調のデザインです。
「モバイルディスプレイ」でデュアルディスプレイ環境を構築
ブラウザやExcelなど、複数の画面を同時に開いて作業したい場合、1台のパソコンでは狭く感じてしまうこともあるでしょう。このようなときに便利なのが、モバイルディスプレイ(モバイルモニター)です。モバイルディスプレイはタブレットに似た形状ですが、表示専用として使用するものです。
モバイルディスプレイをノートパソコンに接続すると、簡単にデュアルディスプレイ環境を構築できます。2つの画面を同時に見ることができれば、作業内容によっては効率がアップするでしょう。
(例)cocopar® モバイルモニター
使い方は、ノートパソコンにUSBケーブルでつなぐだけと簡単な仕様です。Nintendo Switchなどのゲーム機にも対応しているので、仕事用以外にゲーム用としても使えます。
部屋の照明以外に「デスクライト」を用意
パソコンを使う場合、部屋の照明だけでは暗いことも考えられるため、デスクライトを用意しておきましょう。最近のデスクライトは、長寿命・省電力のLEDを使ったものが主流になっています。明るさを細かく調整できるものを選べば、その日の天気や時間帯に応じて最も見やすい明るさにすることも可能です。
(例)多機能デスクライト
ペン立て、スマホスタンド、USBポートが付いた多機能デスクライトです。タッチセンサーで2種類の色温が選択可能で、無段階調光もできるようになっています。
在宅勤務でもぜひ欲しい「サイドテーブル」
専用の作業用デスクがあっても、多くの資料を広げるとスペースが足りなくなることも考えられます。そのような場合に便利なのがサイドテーブルです。
キャスターの付いたサイドテーブルがあれば、どこにでも移動させて使うことができます。高さの調節ができるものなら、ソファに座ったままノートパソコンを使いたいときにも役立つでしょう。
(例)タンスのゲン サイドテーブル 昇降式 幅80cm
昇降機能が付いた、在宅勤務にピッタリのサイドテーブルです。高さ調節ができ、キャスター付きで移動も簡単です。
オンライン会議に役立つグッズを知っておこう
ノートパソコンにはウェブカメラやマイクが内蔵されています。しかし、画質や周囲の音などを考慮すると、それぞれのアイテムを別に用意しておくことで、よりテレワーク環境の向上が期待できるでしょう。
会議に集中するための「ヘッドセット」
会議中に生活音やキーボードの操作音が入り込むと落ち着かないものです。ヘッドセットがあれば、周りの音を気にすることなく会議に集中できるでしょう。
(例)バッファロー 両耳ヘッドバンド式ヘッドセット
USBによる有線接続なので、ノイズに強くクリアな音質で聞こえます。マイク部にノイズを低減するウィンドフィルターが付いているので、会話中に発生するブレスノイズなども気にならなくなるでしょう。
外付けできる「ウェブカメラ」
ノートパソコンのウェブカメラは角度の調節ができないので、部屋の中の映したくない部分が映ってしまうこともあるでしょう。外付けのウェブカメラを使えば、角度を調節できるだけでなく、高画質・高機能など好みのものを選べます。
(例)CIO Webカメラ
パソコンにUSBケーブルでつなぐだけで使えるカメラです。HDハイビジョン画質で明るく鮮明な映像を撮影することができます。カメラ本体に高感度マイクが内蔵されているので、マイクを別に用意する必要がない点もメリットでしょう。
「撮影用ライト」で顔色を明るく
オンライン会議での画面映りが気になる人も多いのではないでしょうか。部屋の照明だけでは、顔が暗く映ってしまうことも考えられます。デスクライトでは思うような角度に調節しにくいこともあるため、別のライトを用意するのがよいでしょう。
(例)OhaYoo LEDリングライト
高輝度LED電球を採用しており、3色の照明モード機能(白、黄、暖)が付属しているので、顔色をきれいに見せる効果が期待できます。ノートパソコンの近くに置いて使いやすいUSB給電式です。
その他在宅勤務におすすめのグッズ
理想のテレワーク環境を構築するために、上記のグッズ以外にもあると便利なものをピックアップして紹介します。
パソコンとスマホを同時に見られる「スマートフォンスタンド」
作業中、パソコンと合わせてスマートフォンを使いたいという人も多いのではないでしょうか。たとえば、スマホの画面を開いたままパソコンで入力を行う作業などが考えられます。
専用のスマートフォンスタンドがあれば、スマートフォンをパソコンと並べて置くことができ、スマートフォンを手に持たなくても画面が見やすくなるでしょう。
プリンターを用意するなら、スキャンもできる「複合機」がおすすめ
テレワークをする場合にも、印刷やコピー、スキャン機能が付いた複合機タイプのプリンターを用意しておくのがおすすめです。テレワークでは書類は電子化してやりとりするのが一般的ですが、書類を印刷したい場面もあるでしょう。
たとえば、資料を参照したい場合は資料を紙に印刷した方が見やすく、作業が効率的に進む場合があります。複合機があれば、印刷した請求書に印鑑を押し、スキャナで読み取ってパソコンに保存し送信するといったこともできます。
「腰痛防止クッション」で疲れを予防
疲れを予防するためにあると便利なのが、椅子の上に置いて使えるクッションです。ダイニングテーブルの椅子などは、長時間座ることを考えて設計されていないので、腰痛の原因になり得ると考えられます。
そこで、腰痛防止の対策として、低反発のクッションを用意してみてはいかがでしょうか。床に座る場合には、厚めのクッションや座布団を敷いておくのがおすすめです。
「室内用テント」で自分専用の空間を作る
専用の仕事部屋がなくても、室内用テント(プライバシーテント、個室テント)があれば、自分専用の空間が作れます。1人分の机と椅子がギリギリ入るくらいの大きさでも、中に入れば周りが気にならなくなり、仕事に集中できるでしょう。
部屋の中を仕切れる「パーテーション」
手っ取り早く自分専用のスペースを作りたい場合、パーテーションを使う方法もあります。机と椅子を取り囲めるタイプのものなら、会議中に家の様子が映り込む心配もありません。
まとめ
在宅勤務・テレワークで生産性を落とすことなく仕事をするためには、快適な作業環境を整えておくことが大切です。家族と一緒の時間や、プライベートの時間をしっかりと確保するためにも、便利グッズを活用して作業効率を上げるようにしましょう。
AFP(日本FP協会認定)、行政書士、夫婦カウンセラー
大学卒業後、複数の法律事務所に勤務。30代で結婚、出産した後、5年間の専業主婦経験を経て仕事復帰。現在はAFP、行政書士、夫婦カウンセラーとして活動中。夫婦問題に悩む幅広い世代の男女にカウンセリングを行っており、離婚を考える人には手続きのサポート、生活設計や子育てについてのアドバイス、自分らしい生き方を見つけるコーチングを行っている。