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メディア運営企業が選ぶオウンドメディアの成功事例7選!その方法や目的とは?

By Mattrz株式会社

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2022.12.15

オウンドメディアは誰でも始めることができ、ユーザの役に立つ情報を発信していくことで成果を得られるマーケティング施策の一つです。 本記事ではオウンドメディアの成功事例を紹介し、実際に運用する時のポイントもご紹介していきます。

オウンドメディアの基本

オウンドメディアとは?

オウンドメディア(Owned Media)とは、英語で読み取ると「Owned=所有する」つまり「自社が所有するメディア」のことを指します。 企業サービスサイトはもちろん、運用するSNSやブログ、パンフレットなどもオウンドメディアに含まれます。

自社で全てコントロールが可能なので、ユーザーに有益なコンテンツを与えることができれば、新規ユーザーからリピーターまで獲得することができ、 売り上げの大きな向上に繋げられます。

オウンドメディアの魅力

今では広告にお金を払って枠を買い、自社の商品を宣伝していく手段もありますが、オウンドメディアを持つことによって、広告の掲載するスペースに制限なく、伝えたいことを十分に伝えることができるのがオウンドメディアの魅力です。

オウンドメディアをする目的

①リードの獲得

見込み顧客を獲得するためには、自社の商品の情報を顧客に提供し興味関心を持ってもらわなければなりません。

そこで、オウンドメディアを最大限活用して自社の情報をユーザーが必要としている形で繰り返し発信し、信用を得ることができれば、より効率的に見込み顧客にアプローチすることができます。

それを構築するのには時間とコストがかかりますが、顧客の悩みを解決できるメディアを完成することができれば、自社から営業などでアプローチをかけることなく、相手側から商品に興味を持ち売上向上に繋げられます。

②採用の強化

近年、多くの企業が自社の業務に必要なスキルを持ち、自社の理念や価値観に適合度する可能性が高い人材を求めています。

そのため、採用を目的としたオウンドメディアは、自社が求める人材からエントリーを促すことができる他、自社の考えや理念を伝えることができ、応募者とのミスマッチなく採用を行うことができます。

③ブランディングの構築

ブランディングとはユーザーが企業や商品に対して抱くブランドイメージと、企業が商品やサービスによって提供したい独自の価値を近づけて一致させる活動のことを言います。

ブランディングを行うことで、他者との差別化を図ることができ、ユーザーが「◯◯といえばこの会社だよね」という認識ができるので、そのユーザーが商品を買いたいと思った時に購入してくれる確率が高くなるのです。

④広告費の削減

オウンドメディアを運営することで、広告宣伝費を削減することができます。

実際にリスティング広告などで枠を買い、ユーザーの目に留まることで商品を購入してもらうことも一つの手法ですが、その広告を止めてしまった場合、売り上げは格段に減少してしまいます。

しかし、オウンドメディアを活用してコンテンツを蓄積すれば、更新を止めたとしても、過去の記事などからアクセスが維持されます。そのため広告費に依存されることなく、自社の商品をユーザーに届けることができます。

自社でWebメディアを持つということは資産を持つということになります。 その資産を持ち、売り上げを向上させるためにも、運営しているメディアをしっかりと構築する必要があります。

オウンドメディア成功事例 2選【リード獲得】

LISKUL

ソウルドアウト株式会社が運営するオウンドメディア「LISKUL」。 中小企業向けにWebマーケティングに関係する情報を提供しています。

ソウルドアウト株式会社では、サービスの1つとしてWebマーケティング支援を行っています。

リスティング広告のノウハウをメディアで発信することで、自社のノウハウが豊富であることをアピールすることができ、新規顧客の獲得に繋げています。

watashi+

株式会社資生堂が運営するオウンドメディア「watashi+」。 「化粧品や美容についての質問・お悩みに、さまざまな方法で答える」というコンセプトのもと情報が発信されています。

新しく資生堂の人気ブランドのアイテムを自由に組み合わせて試せるアプリで試せる「バーチャルメイク」という美容コンテンツがリリースされる予定です。(2021年7月頃)

スマホやPCで自分に合ったコスメを見つけることができるコンテンツが豊富なことから、新規顧客やリピーターの獲得につなげています。

オウンドメディア成功事例 3選【採用】

OnLINE

LINE株式会社が運営するオウンドメディア「On LINE」。 “LINEでは、こうしています。”をテーマに会社のビジョンやカルチャーを発信しています。

社内の働き方や見えにくい部分をオープンにすることによって「LINE」で働くイメージができ、信用を得ることができたため求人数が多くなったという成功事例です。

DMM inside

株式会社DMM.comが運営するオウンドメディア「DMM inside」。 会社の働く人にスポットを当てて記事を発信している他に、テクノロジーの面白さや興味をそそるようなコンテンツが特徴的です。

採用面接で「DMM inside」を読んでいるという人が増加しており、そういった人はDMMの企業文化を理解してから入社することができるので、お互いにミスマッチなく人材を確保できているようです。

そのため「DMM inside」では採用支援の役割を果たしている成功事例です。

サイボウズ式

サイボウズ株式会社が運営するオウンドメディア「サイボウズ式」。 働き方や会社の在り方がテーマとされた記事が発信されています。

その他にも、イラストをアイキャッチ画像にしていたり、「クソ仕事」や「後輩なり放題」などの思わず目を引くようなワードセンスが特徴的です。

サイボウズ式では、「多くの人に読まれても記憶に残らない記事」より「数が少なくてもきちんと共感を呼ぶ記事」の方が良いと考え、PV数を重要視していません。

「読みたい」と感じる情報をきちんと届けていくことにより、ユーザのファン化が進み求人数が増えたほか、自社のサービスの問い合わせも増加した成功事例です。

オウンドメディア成功事例 2選【ブランディング】

THE BAKE MAGAZINE

チーズタルト専門店として有名な株式会社BAKEが運営する「THE BAKE MAGAZINE」。

スイーツの情報をメインに、BAKEの今後のビジネスモデルをコンテンツとして配信することで、多くの仲間を作っていくことを目的としたオウンドメディアです。

最初の記事が20,000PV級の大ヒット。結果的に取材がくるきっかけになったり、求人媒体に頼らず応募が来るようになった成功事例です。

Red Bull

レッドブル・ジャパンが運営するオウンドメディア「RED BULL」。

このメディアの最大の特徴と言えるのがエナジードリンクの商品紹介そのものの紹介の記事がほとんどないという点です。

アスリートやゲームの記事が多く発信されており「スポーツ×レッドブル」「ゲーム×レッドブル」というブランディングをしているのが特徴的です。

「Red Bull」では、商品その物の紹介を避け、他者との競合を減らし、アスリートや学生など何かに対して頑張っている人をターゲット層として的確に誘導するという手法とっており、確実に自社のブランディングにつなげている成功事例です。

オウンドメディア運用の理解しておくべきポイント

オウンドメディアの目的やターゲットといった初期設計を十分に行うこと

これまで記してきたように、オウンドメディアにはリード獲得、採用強化など、さまざまな目的が考えられ、ターゲット顧客層も異なります。例えばリード獲得は直接的な商品の潜在顧客層が、採用強化では新卒学生層がターゲットになるといった違いです。

オウンドメディアを構築・運営するにあたっては、目的の明確化と、ターゲットユーザーのイメージの明確化のためのペルソナ設計といった初期設計がとても重要になります。

POINT

ターゲットとなるペルソナの設計

情報を発信する上で、具体的に自社の商品を購入する人物なのか架空の人物を設計することが重要となります。 どのような年齢層なのか、どのような消費行動なのか仮説を立てることにより、コンテンツに基準ができ、まとまりのあるサイトになります。

ユーザの悩みを解決できるコンテンツを制作すること

オウンドメディア運用していく上でもっとも留意しなければならない点は、そのコンテンツがユーザーの役に立つ内容であるか見極める必要があります。

ユーザーがインターネット上で何かを検索しようとするときに「情報」を求めて検索することがほとんどでしょう。

その求めている情報に応えることができ、日々コンテンツを発信して行かなければなりません。 コンテンツの継続的な発信がアクセス数を増やし、良質なサイトとみなされ検索順位を上げることができます。

そのため、一方的なサービスの提案ではなく、ユーザー目線になりコンテンツを作成していく必要があります。

オウンドメディアでSEO対策を行う

上記でも述べた通り、オウンドメディアではユーザー目線になって運営していくことが重要です。 しかし、ユーザーに役に立つコンテンツを作成しても、読んでもらわなければ意味がありません。

そこで必要になるのが、SEO対策です。

ユーザーが求める「キーワード」をしっかり記事の中に組み込み、ボリュームの大きいコンテンツを制作し、Googleなどの検索エンジンで上位表示を狙うことが重要になります。そこでたくさん流入を得ることができれば、オウンドメディアとして成果を得ることができます。

継続と改善を行う

Web広告などの従来の広告は新規顧客がすぐに獲得できるものに対し、オウンドメディアは構築するまでに時間とコストがかかり、新規記事を作成しても順位がつくまで何ヶ月という時間がかかります。

そのためオウンドメディアは中期的な施策になることをしっかり理解しておかなければなりません。

また、資産として長期的な流入を得るために、記事を公開したら終わりではなく、ユーザにとって利益となる良質なコンテンツを目指し、公開後も定期的な修正が必要となります。

SEOの知識を身につけてオウンドメディアを運用してみよう!

今回、オウンドメディアの成功事例とそのポイントについて紹介しました。オウンドメディアを運用をしようと思っている方、既にされている方はSEOの知識を身につけユーザーファーストなコンテンツ作りを心掛けてみてください。

オウンドメディア運営のサポートについては、Mattrz(マターズ)までお問い合わせください。

https://mattrz.co.jp/

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